2008年10月08日

理科は語呂合わせの宝庫

小学校の時はけっこう好きだったのに、
中学校に入ってから理科が苦手になってしまう人、
けっこういるようです。

目には見えない事象を扱うことが多くなるので、
イマイチ実感が沸かない、というのも原因の一つかも。

でもですね、
理科の勉強って、意外に語呂合わせが使えるんですよ。

今回は、私が知っている中学理科で使える語呂合わせを
いろいろと紹介しましょう。

受験勉強にもお役立てくださいね。


■オームの法則

電流をI、電圧をE、抵抗をRとすると、

IR=E

という関係が成り立ちます。
この式の覚え方。

まずは、

愛あることはいーことだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「愛ある」=IR 「いー」=E

もう一つ、同じ式の左右を入れ替え、

E=RI

と書いて、

「エリ」ちゃんの法則
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という覚え方もあります。

エリちゃんの法則って、どんな法則だよ、
って感じですが(笑)


■化学式

これはいろいろありますよ。
まずは、有名どころから。


Cu 銅・・・親友同士
     ~~~~~~~~
「親友」がCu、「同士」の「同」が銅です。
誰が考えたのか知らないけど、これ、なかなかキレイですよね。


Zn 亜鉛・・・ズンと重い亜鉛
       ~~~~~~~~~~~~~~
亜鉛とか言っちゃってて、わりとそのまんまですが(笑)、
イメージはぴったりですよね。



私が某大手塾の新人講師だった時に考えたオリジナルのネタも紹介します。

HNO3という硝酸の化学式です。
(ちなみに、実際は3は小さく書きます)

覚え方は、

おしょうさん、エッチはノーサンキュー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
わかると思いますが、一応説明すると、
おしょうさんは、エッチなことは遠慮するってことです。

「おしょうさん」が硝酸、
「エッチ」「ノーサンキュー」がHNO3を表しているわけです。
くだらないですねー。

当時、教室では案外ウケていましたが、今思い出すと結構
こっぱずかしいです。


私が考えた原子記号や化学式の覚え方は、もっとくだらないやつもあります。

       ・・
S 硫黄・・・硫黄でーえす
       ~~~~~~~~~~~~

なんでもないですけど、馬鹿馬鹿しすぎて覚えちゃいません?


O 酸素・・・ 酸素おー
     ~~~~~~~~
なんてのもあります。
最後を伸ばしてるだけです。


Fe 鉄・・・ふえる鉄
      ~~~~~~~~
これなんて、まったく意味不明です。なんで増えるんでしょう?


■化学変化と質量比

銅と酸素が結びついて酸化銅が出来るときの質量比は

銅:酸素:酸化銅=4:1:5

となっています。

この4:1:5は、よ・い・こ
         ~~~~~~~~~~
と覚えることができます。


また、同じように、
マグネシウムと酸素が結びついて酸化マグネシウムができるときの

マグネシウム:酸素:酸化マグネシウム=3:2:5

は、み・つ・ご(三つ子)で覚えられますね?
  ~~~~~~~~~~


■火成岩
         ←白っぽい   黒っぽい→
火山岩・・・流紋岩     安山岩     玄武岩  
     (りゅうもん) (あんざん)  (げんぶ)
深成岩・・・花崗岩     閃緑岩     斑レイ岩
     (かこう)   (せんりょく) (はんれい)

この表、知ってますか?
マグマが冷えて固まってできた岩石を火成岩と言いますが、
その火成岩をでき方と含まれる鉱物の種類と割合によって
分類した表です。

これの覚え方、けっこういろいろありますよ。
知っている限り、挙げときますね。

まずはこんなの。
・  ・・ ・    ・・  ・  ・
流産、安産、元気な子。かこんで先公、半殺し
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おそろしい覚え方ですねー。
いーんでしょうか、こんな覚え方させて(笑)
もちろん私が考えたのではありませんよ。
某大手塾で教わった教え方です。

これ、ちゃんとストーリーもあるんです。

ある女の人が流産してしまって、でもその次は安産で、元気な子が育った。
ところが元気すぎちゃって、大きくなったら先生を囲んで
半殺しにしてしまった、
という、なんとも笑うに笑えないヒドイお話なわけです。


で、他にもあります。

りゅうあんげん、はんせんか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは、上の火成岩は左から右に読み、そのあと下の深成岩は
右から左に、頭のところを読んでいます。
確かなにか意味があったのですが、忘れちゃいました(苦笑)
「はんせんか」は「反戦歌」だったような。


そして次。

ハンセン、刈り上げ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは、さっきと逆で、
まず下の段を左から右に読み、そのあと上の段を右から左に読みます。

「ハンセン」というのはスタン・ハンセンという、昔のレスラー
のことです。
プロレス・ファンおすすめの覚え方です。


さらにもう一つ。
・・    ・・  ・ ・
リカちゃん、あせってゲロ吐いた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは、左から、上・下、上・下、上・下の順で読みます。
これもなかなかインパクトありますよね。

「あせってゲロ吐いた」って、
おいおい、大丈夫かよ、リカちゃん?(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どうでしょう?
いろいろ挙げましたが、参考になりましたか?

ホントはね、やっぱり自分で考えるのが一番だと思いますよ。
それが一番覚えやすいのは確かです。

ただ、こういう語呂合わせって、得意・不得意が極端に
現れる分野なんですよね〜。

基本的にダジャレ好きじゃないと難しいカナー。


こういう覚え方、「邪道だ」とか言って極端に嫌う人もいるんですよねー。

まあ、それはそれで仕方ないですけど、
ただそんな人でも

「どーしても覚えられないよー」

と、涙がちょちょ切れそうなときは、
こんな覚え方もあることを思い出してみてくださいな。

意外に助けになるかもしれないですよ。



「参考になった」という人は、下のリンクをクリックしてくださいね。
 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ
ラベル:理科 語呂合わせ
posted by ムーチョ・ササキ at 22:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。