2008年10月02日

計画を立てよう!<その2>

前回は、
「計画が立てられない原因」と「計画通りに実行できない原因」
について探ってみましたが、
今回は具体的な計画の立て方についてお話ししていきたいと思います。


■まずは、「やることリスト」から

きっちりとした計画を立てても実行する自信のないひとは、
「やることリスト」を書いて実行する、
というのがオススメです。

「やることリスト」は「To Doリスト」ともいい、
ビジネス関係の書籍でよく紹介されている方法です。

やりかたは簡単。
その日にやるべきことを箇条書きにしておく、というだけです。

ビジネスマンであれば、このリストは仕事関係のものが多くなり、
学生であれば勉強関係が多くなると思います。

例を挙げると、こんな感じ…

英語(単語20個覚える)
数学(問題集の○ページから○ページまでを解く)
国語(教科書○ページから○ページまで音読)

これを、前の晩か、当日の朝に書いておくのです。
紙に書いても、手帳とかノートに書いてもいいのですが、
重要なのは、
------------------------
何度も見るように工夫する
------------------------
ということです。

紙に書く場合は、自分が一日に何度も見る場所に貼りましょう。

手帳やノートなら、お気に入りのものを使って、
一日に何度も見るようにしましょう。

書きっぱなしでは、すぐに忘れてしまうので、実行に移せるはずはありませんね


優先順位を決めて、

特に優先すべきものには◎、
次に優先すべきものには○、
できればやりたい、というものに△

という印をつけるというのもいいですが、
これは特に慣れないうちは、どちらでもいいです。

なぜなら、慣れないうちに優先順位をつけようとすると、
どれを優先すべきかに悩んでしまい、
そうすると今度はリストを書くこと自体が面倒になってしまうからです。

大切なのは、「継続できる」ということなので、
出来る限りシンプルにしましょう。

そして、
------------------------------------------
実行できたら、その項目に赤線を引きましょう
------------------------------------------

文字の上に思いっきり、ガーッと引いてください。

この方法は、ある手帳術関係の書籍で知ったのですが、
ただ単にチェックマークを入れるよりも有効です。

実際に何日かやってみるとわかりますが、
この「赤線を引く」という作業は、けっこう快感なんです。

習慣化することで、「やったー、実行できたー!」という気持ちと、
「赤線をガーッと引く」という行為が脳のなかで結びついてくるようなのです。

こうなってくると、しめたものです。
「赤線を引」きたくて、リストに書いたことは実行しないといられなくなるんで
す。

私はもともと「超」怠け者の部類に入る人間ですが、
このやりかたを採用してからは、それこそ人が変わったようにバリバリと
予定をこなせるようになりました。
(ウソだと思ったら私の妻に聞いてみてください。
メールくれたら、妻のアドレス教えますんで)

この方法の良い点は、

1.書くのが簡単(きっちりした計画表みたいに線を引いたりする必要はないの
で)

2.成果が目に見える(赤線が多いほど、「実行した」という実感が沸きますも
んね)

3.中身のともなった勉強ができる(時間で区切るのではなく、
ノルマで区切っているので、机には時間通り座ったが実はあまり勉強していない

ということが起こりにくいわけです)

ちなみに、あの「ドラゴン桜」弟8巻でも、夏休みの勉強のしかたとして、
長期計画を立てるのではなく、「毎日のノルマを決める」という勉強法を提唱し
ています。

主人公の桜木弁護士は言うには、
「ノルマが終わるまでやめてはいけない 理解するまでねばるのだ
 逆に予想時間より早く終われば それ以上解く必要はない
 休憩してリラックスすればいい」

このやりかただと、必然的に密度の濃い勉強をすることになるし、
スピードアップするようにもなると思います。

ともかく計画を立てるのは面倒くさい、という人はぜひ試してみてください。
計画通りに行動することの快感を得ることができますよ。

勉強以外の行動を入れても構いません。
特に、「やらなきゃなあ」と思ってるのに
ついつい後回しにしてしまうようなことはぜひリストに加えてみてください。

例えば私は「DVDをダビングする」とか「パソコンのバックアップをとる」
とか「クリーニングをとりにいく」など、ちょっとしたことまで書いています。
ちょっとしたことなので、書かないとなおさら忘れてしまうのです。
それに「また赤線が引ける」と思うと嬉しくてついつい…。(アホですね)

で、この毎日の「やることリスト」をある程度こなせるようになったら、
定期テスト前の計画もきっちり立てていきましょう。


■定期テスト前の計画

これから述べる方法は、私が中学生時代に使っていた計画の立て方を、
塾で教えるようになった現在の視点も加えて少々改良したものです。

また、このノウハウは冬休みの学習計画を立てるのにも使えるので、
まだ計画を立てていないという人は早速参考にしてみてください。

  
1)テスト2〜3週間前から計画を立てよう!

計画を立てるのは、テスト1週間前くらいでいいと思っている人もいるようです
が、それはよほど効率よく勉強が進められる自信のある人の話。
早いほどいいとも言えますが、
あまり長いとモチベーションが続かない可能性もあるので、
2〜3週間前がベストではないかと思います。


2)方眼紙に鉛筆で書こう!

定規を使って線を引くとき、方眼紙を使うと書きやすいですよ。
また、実際に勉強を進めていくと、計画通りにいかないことは多々あるので、
その後の予定はどんどん変更できるように、鉛筆で書くことをおすすめします。


3)まず、勉強以外の予定を先に入れよう!

食事や入浴、学校・塾・習い事など、すでに決まっている予定を先に書き込んで

残った時間を勉強に割り当てよう。テレビやゲームなどの時間は、最小限に。


4)休憩を入れよう!

50分から1時間勉強したら5〜10分の休憩を必ず入れましょう。
長時間ぶっ続けでやるよりも、集中力が持続しやすく、能率的です。
1時間ももたない、という人は30分に1度、5分ほどの休憩をとってもかまい
ません。
ただし、そのまま遊んでしまってはいけませんよ。


5)同じ科目や似たような性質の科目が続かないように気をつけよう!

英単語の暗記のあとに社会の重要事項の暗記をやる…というように、
同じような頭の使い方をする科目を続けると、
脳にも飽きがきて集中しにくくなります。
暗記の後は数学の計算や国語の文章題などをやるのがおすすめです。
ちなみに、睡眠中は他に情報が入らないので覚えたことを忘れにくくなっている
ので、
暗記物は寝る直前にやると効果的だとか。


6)科目の時間数を数えてみよう!

計画表が出来たら、各科目が何時間ずつ入っているか数えてください。
意外に時間が少ないことに気づくでしょうし、
苦手な科目や今回特に力を入れたい科目にもっと時間を割けるように調整したり
します。
そのうえで、科目別に細かい学習計画を立てると、現実的な計画になります。
例えば、英語が8時間だとしたら、
3時間は単語の練習、2時間はいままでやったプリントやワークのやり直し、
残りの3時間で本文を覚える、など具体的に決めていきます。


7)予備日・予備時間を作ろう!

(前号にも書きましたが)真面目に取り組もうとがんばっても、
全部が全部計画通りにいくことはむしろ稀(まれ)です。
あらかじめ予備日というものを2、3日作っておき、
その日には、科目を書き込まずに空けておきましょう。
そして計画していたにもかかわらず実行できなかった科目を勉強することにし、
その日までの遅れを取り戻すことにしておくといいでしょう。


8)あきらめないで続けよう!

計画を立てたはいいが、実際にはあまり計画通りにいかず自己嫌悪…、
よくあることです。

それでも計画は立てましょう。
たとえ計画通りにいかなかったとしても、
「最初から計画など立てなければよかった」
などと思ってはいけません。

なぜなら、計画通りにいかなかったとしても、
計画を立てない場合よりは明らかに勉強しているからです。

それに、最初から計画を立てていないと反省のしようがないので、
次回につなげることができません。
計画を立て、実際どれだけできたかを検証し、
次回はその反省を生かしてよりよい計画を立てる…ということを繰り返してくだ
さい。
そうやって身に付けたノウハウは、受験はもちろん、
社会人になってからの勉強や仕事にも必ず役に立ちます。

「自分で計画を立て、実行する」という技術は、勉強に限らず、
何かを成しと遂げるための強力な武器になるものなので、
何度も失敗を繰り返しながらぜひ身に付けてください。


■モチベーションを維持するには?

先ほど「やることリスト」の項でも「赤線を引く」という強力な方法を紹介しま
したが、
私が実践して効果のあった方法をもう一つ紹介しておきます。

実行できた自分を大いにほめてあげる方法です。
日別の計画表の余白に、5段階で星マークをつける、というものです。

今日はばっちり計画どおりできた、という日はもちろん、★★★★★。
ほぼ実行できた、という日は★★★★。
まあ、半分くらい実行できたかな、という日は★★★。
あんまり実行できなかった日は★★。
何一つ実行できなかった日は★。


■ダラダラしたい?

よくある誤解は、計画を立てると気軽に過ごせない、と思ってしまうことです。
たまにはダラダラと好きなことをして過ごしたい、だから計画は立てない、
という人がいます。

私もダラダラ大好き人間ですから、気持ちはよーっくわかります。
でもこれは大間違い。
ダラダラする時間(自由時間とでも名づけておけばいいでしょう)
も計画の中に組み込んでしまったほうが、心置きなくダラダラできて、
精神衛生上もとってもいいんですよ〜。

やるべきことがあるにもかかわらず、
計画も立てずにダラダラ過ごしているときの気持ちを思い出してみてください。
なんかこう、後ろ暗〜い、やーな気持ちになっていませんでしたか?

「あー、やんなきゃなー。でもいいや、面倒だし。あとであとで」
とか思いながらダラダラしても、ちっとも面白くないでしょう?

どうせダラダラするなら、心置きなく、思いっきりダラダラしましょうよ!



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タグ:勉強 計画
posted by ムーチョ・ササキ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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